でも、中平先生や中学生が廊下アートセンターを自由に利用してもらっているみたいで、やはりこれはとても嬉れしい。
自分では学校の中に新しい『出来ごと』を作るプロジェクトと思って始めた。
けど、終わってみると、『施設』としての『カフェ機能をもつ空間の廊下アートセンター』と、『廊下に自由なアートセンターがある』という『システム』の両方を作ったことになるのかなと考えています。
という様に、自分の中で一区切りついたので、とがびアートプロジェクトのブログに載せた文章を自分のブログに転載します。
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『廊下アートセンター in とがび』 通信2
『廊下アートセンター in とがび』の住中です。

明日ついに廊下アートセンターオープンです。
夏休み明けにオープンする予定が一週間ほど遅れました。
ただ、途中経過を見せれたことと、その変化に対する反応は面白かった。
カウンターができて、看板ができて、それぞれの日で反応が違う。
今日はその看板の完成。
「ろ・う・か・あーと・せんたー。ああ、廊下かぁ」と読み上げる子多数。
いつも、中をじっと見ていた女の子と今日初めて会話をする。
「コーヒーくれるんだよね」
「わたしコーヒーはブラックなんだ。もしミルク入れるなら砂糖を入れる」
そんな小さな会話がうれしかった。
カウンターの赤色も塗り終わり、今日の最後の仕上げは床磨き。

とがびOBの梅ちゃんにも手伝ってもらって、床をきれいにする。
洗剤なしで汚れを落とすメラミンスポンジはすごい。
中学校の廊下の十年ほどの黒ずみがすぐ落ちる。
帰る前、合唱部の子に呼び止められ「住吉さん、がんばってください」と励まされる。
名前間違ってるけどとてもうれしい。
明日は朝から機材を整えて、放課後にはオープン。
まだ、手を入れたいところはあるけど、とにかく廊下アートセンター始ります!!
<中学生今日の一言>
「何ここすげぇ、カフェ的な空間じゃねぇ」 (体育系男子生徒)
『カフェ』って言葉、中学生にもしっかり浸透してる。
しかも『カフェ的』って言い方がかわいい。
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『廊下アートセンター in とがび』 通信3
廊下アートセンターの住中です。

今日の昼休みから廊下アートセンターオープンしましたー!!
想定より遅れること一週間。
不審感と好奇心をもって通り過ぎる生徒たち。
いったいどうなるかとても不安でしたが、蓋を開けたらみごとな大繁盛!!
最悪のケースは、遠巻きに見て誰も入ってこない中一人立っていることを想定してました。
とりあえずカフェとして認識される。コーヒー、ココア大人気。

中学生は無料という言葉に弱いのか、20人弱に占拠される。
「家で飲んでるコーヒーがここで飲めるなんて幸せー。」女子生徒
カフェ機能をつけて本当によかった。
ちょっと話しただけでもニコ動の生放送している生徒発見、すごいぞ今の中学生。
美術の課題が早く終わった生徒の一部がスケッチに来る。

白と線だけの外観に結構てこずってた。
スケッチに来た生徒を自分がスケッチ。
久しぶりに絵を描いた。
休憩時間前にココア5杯の予約。人が集まり一瞬30人超える
「これ、学校側に止められそう。」そう思い、授業にだけは間に合うようにしっかり追い出す。
想像してた以上に体育会系男子に人気。。

先生も二人コーヒーを飲みにきてくれた。
放課後は部活があるので、運動部は少なく、美術部中心。
廊下アートセンターでのいくつかのイベント案があがる。
カフェだけに飲食ネタ多し。
友人のアーティスト、EAT&ART TAROを呼んでイベントを組みたいと思う。
生徒下校後とがびのOBで京都造形芸術大学アートプロデュース学科に通う小林くんも来て、しきりに面白がってくれた。
とがび2010が終わった後すぐじゃなくてもいいから、廊下アートセンターにOBの小林くんがレジデンスしたら面白いなーと本気で思う。
<中学生今日の一言>
「中学校にカフェってありえねぇ」と男子生徒。
それが狙いです。ありがとう。
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『廊下アートセンター in とがび』 通信4
廊下アートセンターの住中です。

廊下アートセンターの日常が周りはじまりました。
大人気の一日目を終えたところで、コーヒー等の提供に対する学校側からの待ったがかかりました。
『粗茶』ならよいとのこと。
なので、廊下アートセンターでは数種類のお茶の提供に。
ここで、なせ廊下アートセンターで無料のカフェ機能を持たせたのかについて。

とがびに向けての施設である廊下アートセンターですが、とがびを一回も見たことのない三年生も存在します。
そんな生徒と関係をつくるのに、とがび関係の外部の人と関わることに慣れてない生徒にとっては、話すきっかけがありません。
今の学校や部活動に満足のいっている生徒は、今のまま部活などで自分を鍛え素直に育ってほしいと思っています。
しかし、ちょっとモヤモヤした生徒に対して、自分はなにかできないものかと思っていました。
「ねえ、ここで何してるの?」と聞ける元気な活発な生徒のためでなく、立ち尽くして、どうしてよいかわからない生徒のために、カフェ機能をつけました。
「ここで何か飲めるのですか?」というのは、かなり話しやすい一言だからです。
飲み物は関係を始める第一歩。
今は、飲み物をもらえるということが一人走りしていますが、普通の生徒にはだんだん飽きてきました。今でさえ初日に元気だった体育会系の男子は減りました。
しかし、廊下アートセンターに何か惹かれている生徒は学年、性別、部活を超えて集まり始めてます。
そんな子たちと何かできたら。
そう思っています。
そんな中、すでに感動的だったのが、美術部の一年生達が廊下アートセンターの誕生を祝うケーキを作ってきてくれました!!

自分たちのトガビに出すための作品の素材のシリコンを使用して、内緒で二日かけて制作!!
on goingで悩みながら活動をしてる中、なんかもう、泣き出しそうになりながら、必死で写真を撮らせてもらいました。
また、廊下アートセンターでは、描いたイラストや、やりたいことは随時壁に張り出します。

そんな中、ある男子生徒同士の関係から、少し違和感を感じたので次の設備を増設
増設。
壁に張った白いキャンバスに自由に描いてよい場をつくりました。
その横にこのテキストを。
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『Freedom paint』
みんなが自由な世界ってなんだろう。
究極に言うと、君が僕を殺す自由があって、僕が君を殺す自由もある。
君が僕を殺したとして、僕の友人が君に復讐する自由もある。
みんなが自由ってのは、案外面倒で大変だ。
それなら、自分だけが自由だと楽だよね。
でも、それは王様。誰一人友達のいない王様。
さて、この壁画には赤ペンと黒ペンを使って、自由に絵を描こう。
つまり他人の絵を侵食してよいし、破壊してよい。
そして破壊される自由を楽しもう!
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ということで、一般的に他人の作品に手を出し合うことを前提とした壁画をはじめました。

自分の自由が、他者の自由を浸食する可能性があり、そして浸食されること。
そんなことをテーマとした壁画です。
廊下アートセンターが終わるまでこの絵はレイヤーを重ねていき、生徒の今の何かが積層されるのでは、と思ってます。
<中学生今日の一言>
「あー、彼氏が欲しい。」
えっ、「○○くんが好き」という、○○くんが欲しいでなく、彼氏という存在が欲しいの?
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『廊下アートセンター in とがび』 通信5 Souko Gallery 開設 !!
廊下アートセンターの住中です。

廊下アートセンター内にある、階段下にあった小さな倉庫をギャラリーとしてオープンします。
このSouko Galleryは個展限定。
1日~3日生徒に貸し出します。
個展限定なのは、グループだとこだわりを消しあってしまうのと、『個展』というなにをしてもよい場を提供するため。
また、Souko Galleryすごく小さいので、思いつき程度でも展示ができます。
すでに数人の予約。
やはり美術部の生徒が多いものの、鉄道写真を展示したいと息巻く科学部の生徒も。
そんなSouko Gallery、これからはじまります。
<中学生今日の一言>
うるさい男子にむかって、女子が叫んだ言葉
「お前、「私は貝になりたい」って言って黙ってろ!!」
ちょっとこのセンスが好きでした。
























